練習の習慣が付いたら、
「88鍵仕様」の電子ピアノ導入をおすすめしています。
環境や意識も変化し、アップライトやグランドピアノといった、いわゆる「生ピアノ」が設置できる住宅は大変少なくなりました。自宅学習の主流は電子ピアノに取って代わり、音色・タッチ(鍵盤の重み)など、性能も飛躍的に進歩しています。
【子ども】
指の力は日に日に強化されていき、演奏に必要な音域も拡大していきます。
生ピアノと同じ鍵盤数が「88鍵」の電子ピアノがあれば、十分と考えています。
ただ、小さく軽量の、いわゆる「キーボード」にもメリットがあります。
・気が向いた時にすぐに触ることができる
・様々な音や曲が流れ、好奇心を誘う
・タッチが軽いので、思いどおりに音が鳴る
せっかく立派な電子ピアノを導入しても、物置きになってしまって、触るのがおっくうになってしまっては逆効果です。
いかに「興味付けをさせらるか」で、上達が左右するといっても過言ではありません。
お子さまの状況を見極めながら、導入の時期を考慮するのが一番と考えます。
【大人】
同じく「88鍵」の電子ピアノをおすすめします。
子どもも大人も、ピアノ学習において「自宅練習」は非常に大切な時間と言えますが、忙しい大人こそ「習慣化」が難しいものです。
・ピアノの上に物を置かない(常に鍵盤に触れられる状態に)
・ちゃんとイスを置く(人はイスがあると座る)
・曲を弾かなくても良い、とにかく触る
何を言っているんだと思われるかもしれませんが、信じてください笑
当教室では子どもから大人まで、「興味付け」習慣化「」を特に意識しながら、上達に導いていきます。
何十万円もする高級電子ピアノは(少なくとも今は)必要ありません。
当教室でも電子ピアノは補助的に使用していますが、軽量の安価帯のモデルです。
それでも、十分な音色やタッチ性能を備えていると判断し導入しているものです。
おすすめのモデルもありますので、お気軽にご相談くださいませ。